小出刃包丁

小型の魚を処理するときに便利な小出刃包丁。

サイズがコンパクトで、扱いやすいのが特徴で初心者や手の小さい人にも使いやすい包丁です。

通常の出刃包丁との違いや、使い方、おすすめの小出刃包丁などを解説致します。

 

小出刃包丁とは?


小出刃包丁とは、その名の通り出刃包丁の小型版です。


主に小さい魚を捌くために使用され、刃渡りは主に90mm~150mm程度と短く、軽量で扱い易い出刃包丁です。
 

小出刃包丁の使い方

①小型の魚を捌く


アジやイワシ、サバなどの三枚おろし、頭を落とす、骨を外すなど小さいな魚の処理全般に適しています。

②鶏肉や小さな動物の処理


鶏の足や手羽、胸肉などを骨から切り離す作業にも適しており、他にもウズラの骨を切ったり、小型の肉をきれいに処理したりするのに便利です。
 

③貝の処理


貝類(ホタテ、アサリなど)の殻を開けたり、身を取り出す際にも役立ちます。

刃が厚く、丈夫なため、貝殻にダメージを与えずに作業ができます。

小出刃と出刃の違い


基本的に出刃包丁の種類の一種で、ただサイズが短いから小出刃包丁と言っているだけです。

どちらも魚を捌くための包丁ですが、魚といっても小さなイワシやアジ、大きな鯛やブリなど魚によって大きさが様々です。

そのため出刃包丁には100mmから240mmまでの刃渡りがあり、適切に使い分ける事で効率的に作業が出来ます。

小出刃包丁 出刃包丁

サイズ  

刃渡り100mm~150mm

刃渡り150mm~240mm

重 量 

約100g~200gと軽い

約200g~600gと重い

用 途

小型の魚を捌く、細かい作業

中型から大型の魚を捌く、骨切りや頭落とし

特 徴

軽量で扱い易く、繊細な作業に適している

重量があり、荒い使い方に適している

ー料理人はどう使い分けてるの?ー


和食の料理人は基本的には一本の出刃包丁で捌くのではなく、捌く魚の大きさによって出刃包丁のサイズを使い分けています。

主に195mm~210mmの出刃包丁と135mm~150mmの小出刃包丁の2サイズを持っている料理人が多いです。

中には240mmを骨切りや頭を落とす専用で使っている料理人もいます。

ー出刃包丁サイズの選び方ー

こちらに魚の種類での出刃包丁のサイズの選び方の表が有りますので、ご参考にしてください。

おすすめの小出刃包丁

SK4鋼 霞研 出刃包丁

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モリブデン鋼 出刃包丁

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白鋼 霞研 出刃包丁

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様々な種類の出刃

出刃包丁には様々な種類があり、小出刃包丁以外にも小型の魚を捌く包丁がございます。

それぞれに特徴がありますので、好みや用途に合わせて使い分けいだけます。

アジ切包丁

小出刃包丁の厚みを薄くした包丁です。
荒い使い方には不向きですが、より軽量で扱い易い包丁です。

舟行包丁

元々は漁師用の包丁でしたが、使い勝手が良く魚を捌く以外にも、野菜を切ったり出来る万能型の出刃包丁です。

バラン切包丁

バランを切るための包丁でしたが、小型の魚を捌く以外にも、細工など細かい作業にも使用出来る包丁です。

よくあるご質問

Q.小出刃包丁の研ぎ方

研ぎ方は出刃包丁同じです。

https://www.ichimonji.co.jp/pages/care-deba
こちらのページを参考にしてください。

Q.鋼とステンレス鋼の違いは?

鋼の特徴は切れ味の鋭さ、そして研ぎやすさです。

ステンレス鋼は逆に錆びに強くメンテナンスが容易です。

切れ味と研ぎ易さを重視するなら鋼、錆びに強くメンテナンス性を重視するならステンレス鋼をお選びください。

Q.刃こぼれは直せますか?

はい、弊社で包丁研ぎ直し承っております。

https://www.ichimonji.co.jp/pages/mainteform
こちらよりお申込みください。

Q.商品ページにないサイズが欲しいです。

別注製作が可能な場合もございます。

お問合せフォームよりご依頼ください。